2013年1月 « トップへ » 2013年4月

2013年2月12日

鼻呼吸のすすめ

口呼吸の主な悪影響
・鼻の通りが悪くなる
・顔や肩、首のラインの歪み 
・口の周りの筋肉が弱くなる
・顔の血流悪化による乾燥
・肌荒れやニキビ
・アトピー
・風邪をひきやすい
・口腔内の粘膜の炎症
・歯が出る
・歯並びが悪い
・二重あご、たるみ
・いびき
・睡眠時無呼吸症候群
・口内炎ができやすい
・虫歯になりやすい
・口臭の原因
・免疫力が低下
・難病を引き起こす可能性あり
・アデノイド顔貌  (面長の顔)

口呼吸はなぜ駄目なのか?
口で呼吸してしまうと、乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれることで、口腔内・喉が乾燥し、細菌などや直接侵入、粘膜に炎症が起きてしまいます。
風邪などにもかかりやすくなりますし、口臭、歯周病、虫歯にもなりやすくなります。
また唇の力が足りないと歯並びが悪くなったり出っ歯になりやすくなったりします。
高齢者では、睡眠時に口呼吸のために、口の細菌が肺に入り肺炎を起こすことがあります。
鼻呼吸にすれば肺炎は激減します。

鼻呼吸の効果
上の口呼吸の悪影響で紹介した症状と逆の効果が望めます。
その他の主な症状を下記に上げていきます。

・綺麗な空気を肺に送ることが出来る
鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっています。空気中のほこりを取り
乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない空気にしてくれます。

・空気を沢山吸い込む事ができる
口で苦しくなるまで息を吸ってください。どのくらい吸えますか? 
次に鼻で吸ってください。口で吸うよりも長くどんどん吸えるような気がするはずです。

実際、口呼吸よりも鼻呼吸の方がたくさん空気が吸えます。
酸素をたくさん吸うことは、脳細胞や手足の指先にまで新鮮な酸素を行き渡らせることにつながります。

・眠くなるのを防ぐ
口呼吸になると、早食いになるばかりか、一緒に空気まで食べてしまって、あとでゲップがでやすくなります。
早食いをしてしまうと胃に負担がかかり消化に時間がかかってしまいます。
その結果眠くなりやすいなどの症状があるようです。食事中は口を閉じてよく噛むようにしましょう。

・顔が引き締まる
口で息を吸い込んでばかりいると「ポカーン」としただらしない表情に
なりがちですが鼻呼吸をすれば顔が引き締まってきます。

・記憶力、運動能力の向上
あるテレビ番組で、小学生に口ポカ状態と口にテープを貼った状態で、
計算問題、握力測定、背筋力測定をさせていました。
結果、どれも口にテープのほうが能力がアップしていたとの事です。
鼻呼吸のほうが酸素が全身に行き渡るため、能力が発揮されるとの事らしいです。

・生活が充実する
1日の活動を充実した最低8時間の鼻呼吸による睡眠で回復した上に、
なお少々あまった力が湧くほどに休養すれば、躍動感のみなぎった輝きのある生活を送ることができます。

口呼吸の治療方法
・何かに熱中する時によく注意する
子どもがTVゲームに熱中しているときは、ポカーンと口が開いています。
大人でも何かに夢中になると、口ポカになる人を見かけます。
特にゲームやインターネットをしている時にはよく気を付けた方がよさそうです。

他には
・口に医療用のテープを貼る
・睡眠中は口唇を逆ハの字にテープを貼る。
・口をとじてガムを噛む、
・鼻孔拡大装置を使う
・冬場はイソジンでうがいを心がける(鼻詰まりを防ぐため)
・おしゃぶりをする
・漢方薬などを飲むようにする
鼻呼吸の効果は普通の人で二週間もあれば表れてくるそうです。

無糖のガムを噛むやり方とくちびるの運動を絵付きで紹介しています。
鼻呼吸をしながら、口を閉じて(ガムを)噛み癖でない方でリズミカルに噛むことにより、顔のひずみも少しずつ改善されるそうです。

妊婦さんへ

女性の一生の中で妊娠期は女性ホルモンの影響により、う蝕(虫歯)をはじめ口腔内にトラブルを起こしやすい時期です。

 ご自身の口腔内疾患に加え、歯周病菌・菌産生の炎症物質は、早産・低体重児出産の危険リスクとなり、う蝕菌は母子感染により生まれてくるお子さんのう蝕罹患リスクを高めることとなります。
 本来、妊娠以前より予防・治療はしておくべきであり、妊娠中の口腔疾患の多くは、きちんとした口腔管理が出来ていれば悪化することはありません。

 「子を産めば歯を失う」とか、「妊娠・出産時にカルシウムが多く必要で歯が弱くなった」という伝説的な話がありますが、それは単なる口腔内の手入れの怠りの言い訳でしかないのです。
 妊娠を期に、検診を積極的に受け、う蝕・歯周病などの疾患の有無と同時に予防の正しい知識と方法も、生まれてくるお子さんのためにも身につけていきましょう。


妊娠中の歯科治療について
1. 受診時期
原則的に歯科治療を受けて悪い時期というものはありません。
ただし、つわり・流産・早産の危険性を考えると、比較的安定している20週から30週頃が望ましいでしょう。

2. 歯科治療に際して
母子手帳を提示して下さい。
産婦人科医から注意を受けていることは歯科医師に伝えましょう。
楽な姿勢で治療を受け、体調・気分が悪くなった時は遠慮なく申し出て下さい。
 
3. レントゲン撮影
歯科撮影は、性腺・子宮から離れており、胎児への放射線の影響はほとんどありません。
地球上で1年間に浴びる自然放射線量は、日本でおおよそ 2.3mSV(ミリシーベルト)です。 同じ放射線量で、デンタルフィルムは150枚以上、パノラマは100枚撮影できることになります。
また、デジタルX線装置では、従来のX線撮影での 1/2~1/10の被曝量ですみます。
さらに防護エプロンの使用でX線を1/100程度の減弱させるため、被曝量は限りなくゼロに近くなります。

4. 治療内容
通常の歯科処置、例えば 歯石除去、う蝕治療、簡単な外科処置は行うことが可能ですが、緊急性が無く、炎症を伴わない外科処置はやはり避けるべきです。
ただし、出産までに放置すればさらなる強い炎症きたすと思われる病巣・歯の処置は胎児・妊婦の方の状態を考慮した上で行うこともあります。
  
5. 歯科用局所麻酔剤
妊娠中の浸潤麻酔や外科処置は最小限にとどめたいものです。
ただ、急性症状で重症化を招く場合、処置を行う上で、局所麻酔使用が必要となる場合があります。
歯科領域で使用される局所麻酔薬(キシロカイン)は通常の使用量で催奇形性が認められるものはなく安全に使用できます。(この局所麻酔薬は、無痛分娩にも用いられています)
むしろ疼痛によるストレスを考えると、安定期には適切に使用した方がよいと思われます。

6. 服薬の影響
外科処置同様、やむを得ない場合のみ使用します。
適切な使用時期、使用量、使用期間を十分考慮し、妊娠中や授乳中でも安全に使用できる抗生物質、炎症を抑える消炎鎮痛剤を用います。


妊産婦に使用可能な薬剤
抗生物質:ペニシリン系 → 催奇形性がなく、乳児・胎児への毒性も認められないほど安全性確立
      セフェム系 → 臍帯や授乳中に分泌されにくく、胎児・乳児への移行が少ない。

鎮痛薬:鎮痛薬には妊娠時禁忌の薬剤が比較的多い。
    妊娠初期から使用可能な最も安全な薬剤はアセトアミノフェン(カロナール)と言われている。
    催奇形成、機能障害の危険がなく、体外排泄時間が早い。
    また、胎児への移行もしにくい。
    その安全性から、小児の鎮痛解熱剤としても使用されています。

無痛治療(3Mix治療法)

3種の抗生物質を混ぜて虫歯を退治
●歯を削る量を最低限に抑えることができる
●虫歯や歯の状態によっては、3Mix治療法を行わない場合がある
●とにかく歯の神経を残したい方

3Mix治療法とは歯を削らずに虫歯を治す治療です。従来の虫歯治療では、歯を大きく削らなければなりませんでした。3Mix治療法では、抗生物質の殺菌効果により、細菌だけを死滅させますので、歯を削る量を最低限に抑えることができます。

今まで神経を取らなくてはならなかった症例でも、3Mix治療法により神経を残せる可能性が高くなりました。ただし、治療後、激しい痛みなど症状が出た場合は、残念ながら神経を取る必要があります。

歯ぎしり・顎関節症

歯ぎしりについて
夜間の睡眠中に、ギギギーと歯が強く擦れ合う時の音が出ることだけが歯ぎしりと思われていますが、これはグラインディングと呼ばれるもので、歯ぎしりの中の代表的なものです。広い意味での歯ぎしりは、他にも歯を強く噛みしめたり、くいしばるクレンチング、歯をすばやくカチカチ鳴らすタッピングがあります。これらは、昼間にも無意識に行います。これらの3つをあわせてブラキシズムとか咬合神経症といいます。
多くの場合、睡眠中に行っていることが多く、朝起きると顎が疲れていたり歯がしみやすくなったりすることがあります。

ほとんどの人が歯ぎしりや食いしばりなどなんらかの行為を夜中にしているというデータもあります。その多くは体重の2倍以上、すごい人では300キロ以上など...とんでもない力が歯や顎に加わっているとのことです。
毎晩筋トレをしているようなものなので、朝起きたときつらく感じるのは当たり前と言えます。顎の筋肉と頭や顎の筋肉はつながっているので、連動して頭痛や肩こりがおきてしまいます。


朝起きたとき顎がだるいなあ...、頭が痛いなあ...、最近肩こりがひどいなあ...など全て歯ぎしりが原因とは言えませんが、一つの要因になっていることが多いです。

★当院のマウスピースは
 ●はめ心地の良いソフトタイプ
 ●顎関節症・頭痛・肩こり・などの改善を目的としたハードタイプ(0.8㎜・1.0㎜・1.5㎜)
  をご用意しています
 
  ハードタイプは患者さんの症状に合わせてレジンというプラスチックを使用し、その人に合わせ
  たかみ合わせを調整していきます

歯ぎしりの原因についてはいろいろいわれています。
・よりいいかみ合わせをつくるために歯ぎしりによって歯を削っている
・歯ぎしりでストレスを解消している

などなど

歯ぎしりが続くと歯がどんどん削れてしまいます。その結果咀嚼効率が低下し、かみ合わせが低くなり、顎関節に負担がかかり、顎関節症になりやすくなります。また歯を支えている歯肉・顎の骨に負担をかけ、歯周病を起こしたり、悪化させたりします。歯と歯茎の境目が欠けて知覚過敏になることも多いです。

歯科医院での治療はナイトガードとよばれるマウスピースを装着していただくことで上記の症状を緩和または予防していきます。
マウスピースを装着することでかぶせ物やインプラントが壊れてしまうことを予防することもできます。

マウスピースによる治療は歯を削ったりすることがないため、患者さんにとっても非常にとりいれやすい治療といえます。

歯ぎしり装置は保険治療適応です。
5千円位のご負担となります。


2013年1月 « トップへ » 2013年4月


コールバック予約