2025/10/10
当院が思う最高の治療、最先端の治療とは「予防」だと思います。
治す必要がなければ、そもそも治療は必要ありません。エナメル質に勝てる素材もありませんし、神経に代わる物質もありません。歯周病で減ってしまった骨も基本的には戻りづらいです。
なにもしないで済むこと、年齢を重ねてきていかに健康が大切かが本当によくわかります。
私にとって血圧を最適にする、太らないようにする、運動を毎日する、などはすごく意識がいることで、結果を出すのにすごく大変なのですが、口の中の事に関しては長年継続できています。
それはきっと僕が歯の勉強をしてきたから、というのが大きいかと思いますが、患者さんも同じ予防知識を得ることは可能です。また、他のことに比べて、慣れてしまえば全然簡単だと思います。
あとは基本的に怖がることで予防はうまくいくのではと思ってます。
神経取るとこうなっちゃう、骨が無くなるとこうなっちゃう、歯周病菌が多いと・・・などなどいろいろな恐怖があり、それを予防するために頑張っているという感じです。
動かし方などやり方を知ることも大切ですが、口の中の構造や汚れやすい部分、リスクが高い部分、など知識が無いと無駄な時間を過ごしてしまうこともありますので、しっかりと知識を得て、何を目標にしていくかを意識して予防に取り組んでいただければ、と思っています。
最高の治療、最先端の治療は間違いなく「予防」です。
怖さを知って、それぞれの患者さんにとってより良い方法を見つけ、結果が出る予防ができれば・・・と思っています。
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