フッ素は安全?
答えは、正しく使用すれば心配する必要はないです。
フッ素はむし歯の予防や歯を守るのにとても効果的です。乳歯の生え始める
6~8ヶ月のお子さんでも使用できます。フッ素は低濃度を高頻度で使うことが
大切なので,小さい頃からジェルタイプなどを使うことをお勧めしています。毎日使用
している歯磨剤にもフッ素(450~950ppmF)が含まれていますが、高濃度のフッ素を
定期的(3~4ヶ月に1回)に塗ることで歯質強化につながります。
当院では、うがいのできない年齢のお子さんも対応できるよう泡やジェルタイプの
フッ素を用意していますのでお気軽にご相談ください。
」
マウスピースでなぜいびきが治るの?
寝ているときに顎を前方に誘導することで、気道を広げます。
だら~んとあお向けに寝てみると、顎や舌が落ちてきて喉を少し圧迫する感じがあって、いびきをかきそうな感じがわかると思います。
その時に顎を一番前まで出して呼吸をしてみると、きっといびきが出づらくなると思います。
いびき用のマウスピースは下顎を強制的に前方に出すことで、いびきの出づらい状態を作ります。
あんまり顎を前に出し続けすぎると、顎が痛くなってきたりするので、適度な場所を患者様と探して上下のマウスピースを固定します。
いびきの測定はアプリの「いびきラボ」というのがおすすめです。
当院院長はこのアプリで数値が120くらいでしたが、マウスピースで10とかになってます。
120は結構な数値かな、と思います。このアプリは録音して、聞くことができるのですが、自分のいびきはンガガガガガ~!ンガガガガガ~‼!!ブヒー!ピー!みたいないびきでした。
10の時はスースーみたいなおだやかな川のせせらぎのような感じになってます。
お酒を飲んだ後はこの限りではありませんが・・・。
睡眠の質を上げる、まったく私はできておりませんが、大谷翔平さんのように少しでも睡眠の質を上げることが、健康への近道かと思っています。
この時期に大変多いご相談が口内炎です。
痛くて食事がおいしくない、食べられないなどなど
原因は免疫低下、物理的刺激(天ぷらでやけどした、矯正器具があたる、噛んでしまった、入れ歯が合わない)、全身的なもの、などです。
ご本人ができる対処として
・うがい薬などでお口を清潔に
・乾燥させないようにこまめに水分を
・栄養をしっかり ビタミンA ビタミンC などを積極的にとる
・しっかり休む
※10日以上変化がない場合は 耳鼻咽喉科 皮膚科 歯科 の受診をおすすめします。
当院での処置
・ライトタッチレーザー→ほとんどの場合、その場で痛みはなくなります。
当院のレーザーは治りもよくする効果があります。
当院のレーザーはエルビウムヤグレーザーという種類です。
・軟膏の塗布
・症状、診断によっては紹介状
お気軽にご相談ください。
当院の治療方針
できる限り意味のあることを!
をモットーにスタッフ一同日々治療に励んでいます。例えば、3か月に一度定期検診に行っても、自分で清掃しなければ、3か月に一度奇麗になるだけです。清掃してもらう、虫歯を見つけてもらう、など受け身の姿勢だとどうしても予防はできないと考えています。デンタルフロスをはじめとする補助器具を、きちんと理にかなって使用することで、患者様ご自身で虫歯の発見や歯周病を早期に発見し、治癒することができます。また、歯が痛くなることは虫歯だけとはかぎりません。食いしばりやかみ合わせからくる痛み、歯周病からくる痛みなど様々です。痛みを除去するだけでは、数日すれば必ずまた同じ症状がでてきてしまいます。大事なのは原因を除去することです。
とはいっても、患者様の考えもいろいろです。早く終わらせたい、話はききたくない、痛みだけとれればいい、ゆっくりのんびりやりたい、など様々な考えがあります。当院が理想とする歯科医院と患者様との関係は登山に行くときの仲間のような関係です。どの山に、どのくらいのペースで何日かけて、ルートはこんな感じで、疲れたら休もうね、など同じ頂上を目指す「仲間」になれればいいなあと思っています。大事なのは頂上に一緒にたどり着くことです。どんな低い山でもどんな高い山でも頂上は頂上です。月に一度しか来ることができない方であれば、それに応じた方針をたてればいいし、痛みだけとって欲しいという方であれば、痛みだけとって、それで終了。これもひとつの頂上です。ただし、その際は必ずリスクを理解する。治療をより良い結果にするには、患者様のご協力が必ず必要です。当院にいらっしゃった時に、一緒に共通の目標をたてて、患者様にとっての「意味のあること」を共有できたら幸いです。
最近顎が痛い、歯がしみるという患者さんが当院によくいらっしゃるようになりました。直近では脳神経外科に相談しても中々治らないという患者さんがいらして、お口の中を見せてもらったところ、
多くの歯が欠けていたり、根元が露出していたり、首が凝っていたり、頭痛が毎日あるといった典型的な歯ぎしりの症状の方でした。
マウスピースの説明をして、2週間後、この患者さんに関してはあらゆる症状は緩和していました。
どの患者さんにも確実に同じ結果が出るとは限りませんが、同じような症状がある方は大体治っている・・・というのが実感です。
頭痛の度に薬を飲む、首に湿布を貼るなどどれも対処療法なので、もしこの患者さんのような症状がある方はマウスピース(別名 ナイトガード スプリント )を試してみることをお勧めします。
当院では意味のあることを・・・念頭になるべく対処療法に頼らない治療をおすすめしています。