049-293-6800

【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
 ※最終受付は30分前までとなります

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院長インタビュー

一人ひとりに合う最適な治療を一緒に考えながら

クリニックについて教えてください。

川越駅

私は生まれ育ちが川越で、地元の知り合いもよく来てくれるし、開業して本当によかった、川越でやってよかったと思ってます。今は仕事がどんどん楽しくなっている感じです。

患者さんは幅広い世代の方が来てくださいます。キッズスペースもありますし、駅近ということで勤め帰りの人も多いです。赤ちゃんを連れてくることを躊躇する方もいるようですが、赤ちゃんが泣くのは自然なこと。それほど気にせず来てほしいですね。

内装はほとんど自分で設計して、一部は自分で作ったところもあるんですよ。突貫工事で大変でしたが、もともとDIYが好きだし、大工さんにコツを教えてもらいながら一緒に作るのは楽しかったです。

診療ユニットのディスプレイは治療の説明に使うだけでなく、映画や動画を楽しめるとか。

患者さんを待たせたくない、リラックスしてもらいたいというのが理由です。麻酔の後などもそうですが、診察ユニットに座ってからも待ち時間はどうしてもある。歯科治療ってジェットコースターの登り坂みたいに「次は何をされるんだろう」と緊張すると思うので、患者さんご自身で選んでいただいて、好きな動画などを流しておきます。

お子さんも、アニメに見入っていると泣かないので治療しやすいですよ。みな、ここに座って待っている間は、自由にインターネットやDVDを楽しんでもらっています。

幅広く、包括的な治療をおこなっているのですね。

包括的な治療

患者さんの治療への思いはそれぞれ違います。それを柔軟に捉え、一人ひとりにとって最適な治療法を一緒に考えていきたいと思っています。それには、専門性に関係なく、さまざまな角度から多くの選択肢を示すことが大切。

例えば矯正の技術を取り入れ、入れ歯を作る際に歯並びを少し変えるだけで安定感が増したり、かぶせ物なら歯の削る量を減らすことができる場合があります。もちろん、手術や大掛かりな矯正治療などは大学病院などと連携します。

包括的といっても、他でやったほうがよいと思うことは当院では行いません。自分のちゃんとできる領域をわかっているのがプロだと思っています。

カンボジアでの医療ボランティア経験で思いを新たに

歯科医師をめざしたきっかけについて教えてください。

実は、真剣に進路を考えたのは高3になってからなのですが、子供の頃、歯科の治療から帰ってくると歯科のマネをして遊んでいたんです。ラジコンのモーターのギアを、自分の歯にあててウィーンとやったり(笑)。

自宅で自分の部屋をホテルにして親や祖母を泊めたり、人に喜んでもらうこと、人と関わり合うことが好きというのも理由の一つですが、昔からどこかで歯医者という仕事に興味があったのかもしれませんね。

大学病院では口腔外科にお勤めだったと伺いました。

大学卒業後、附属病院の歯科口腔外科に入局しました。口腔外科を選んだのは、自分が開業した時に何でも一人で自信を持ってできるように、一番度胸のつくところへ行こうと。手術したり、血を見たり、歯科治療を今後続ける上で最もきつい分野だと思ったからです。

かぶせ物がとれてもやりなおせばいいけれど、「歯が抜けない、どうしよう」では困るし、本当に血が止まらない、癌などを見過ごしたらどうしよう、となったら大ごとですから。

その後、カンボジアで歯科ボランティアをされたり、海外の歯科治療を見に行ったり、行動的ですね。

カンボジアには、大学時代に行ったことがあり、そのとき知り合った日本人の看護師さんが国際貢献に熱心な方で「歯医者になったらおいでよ」と。友人を誘ってNGO→NPOを立ち上げ準備し、大学病院を退職後、現地の小児病院をベースに半年間、青空診療をしました。

途上国なのに意外だと思うかもしれませんが、技術面で学んだことがすごかった。医療設備が整わず道具も満足にそろわなくても現地の歯科医は上手にスピーディーに歯を抜いていくんです。どこかで上から目線になっていたのは間違いだと気づきました。自分はまだまだ未熟だということを、海外に行くと感じることが多かったです。

世界中の歯医者を見てこようと卒業旅行のような気分で旅した時も、インドで中古の入れ歯を路上販売するのを目にして衝撃を受けました。そんなこんなでいろいろな国で歯科事情を見てきたこともあって、親や日本という国に感謝しつつ、歯科医として精一杯頑張ろうと思いました。

帰国後、一般歯科と、矯正歯科の医院で経験を積まれたのですね。

もともと興味を持っていた矯正治療の勉強がしたくて矯正専門医院に勤めました。そこの院長先生が自分の歯科医としての師です。

うまく言えないのですが、つねに患者に時間を惜しまず説明し、些細なことでも相談しやすい雰囲気をつくっている。真摯に治療する姿勢、患者に正直に向き合う姿勢に大きな影響を受けました。

今も恩返しにと、自分の医院の休診日に通い矯正治療にあたっています。

治療法を即決する必要はない、患者は優柔不断でいい

診療のポリシーについて教えてください。

患者さんと温度を合わせることですね。患者さんの気持ちやペースに寄り添った「無理のない治療」を心がけています。歯科医師が理想的で完璧だと思う治療法だからといって、患者さんが必ずそうしなければいけないとは思いません。

生活スタイルや性格、経済事情、歯に対する思いはさまざまですから、医師の言うベストがすべてにあてはまるわけではない。治療前も治療中も、じっくり話し合いながら、互いに理想と思える治療を探していければと思っています。話を聞いても納得できない、悩みが消えないという方にはセカンドオピニオンを勧めていて、初診で勧めることもあります。

例えば矯正で言うと、歯を抜くか否かなど治療方針の選択肢がいろいろありますが、歯や神経は失ったら戻ってこないですから、後悔してほしくない。すぐに治療せず考える時間を設けるようにしています。

患者本位の治療のために大切にしていることはありますか。

気軽に話せる雰囲気を心がけています。よく納得したうえで治療を受けてほしいと常に思ってきたので、勤務医時代も説明しまくってましたね(笑)。

専門的なことや大切なことを一度で決めるのは難しいですから、患者さんは優柔不断でいいんです。説得ではなく納得できる環境をつくってあげることが大事と思っています。

雑談で、その人の生活スタイルが見えてきますし、患者さんのほうからも話しやすくなる。患者さんは今まで知らないで通り過ぎていたところを立ち止まって考えることになるので、お話することで悩みが増えてしまうこともあります。でも、そこは「一緒に悩んでください」という感じで話しています。

お休みの日はどのように過ごされているのですか?

アルメニア

キャンプか山登りかスノーボードが多いですね。家でじっとしているのは苦手なので、診療が終わった土曜の夜に思い立って、テントを持って出かけることもよくあります。前の休暇ではアルメニア ジョージア アゼルバイジャンに行ってきました。これという目的はないんですけど(笑)、広い所でテントを張って過ごしたいですね。

旅はたいてい一人で行きますが、現地でいろいろな人と交流するので一人という感じではないですね。まとまった休みはなかなかとれませんが、本当に今、仕事が楽しくて仕方ないですし、スタッフみんな仲がいいので今の雰囲気を長く続けていきたいですね。

結局一番仕事効率がいいのは「仲良し」だと思ってます(笑)患者さんとも仲良しでいること、スタッフとも仲良しでいること、家族とも仲良しでいること、稚拙な言い方ですが、一番ピンときてます。

楽しく仲良しでいれば長く続けられるし、自然と上手くいってしまうことが多いのではないかな(笑)と思ってます。

患者さんに本当に伝えたいこと

治療説明

よく治療が終わった方やクリーニングでお掃除にいらっしゃる方にお話ししているのですが、掃除は意味ないですよ 治療は意味ないですよ

とお伝えしています。

例えば、虫歯で歯が痛いときに神経を抜くことは痛みの原因はとっていますが、そもそもの虫歯の原因はとっていません。虫歯の原因は歯のよごれです。クリーニングもそうです。クリーニングした後にいかにきれいな状態を維持するか。

こういった話が多くの患者さんに抜けていると実感しています。せっかく貴重な時間を使うなら意味あることをしていきたいな…と思っています。